条例制定権の拡大が地方分権を推進するというのは本当か?!<br><br>平成における2度の地方分権改革を通じ、憲法学・行政法学において、地方自治の保障に関する理論的な分析が活発化し、そこでは、地方公共団体の条例制定権を拡大すれば地方分権をより推進するという解釈が採用されてきました。<br>今、地方公共団体は、コロナ禍や人口減少などの新たな社会的課題や、行政の広域化やグローバル化など、単に地方分権を推進するだけでは解決できない困難な問題に直面しています。<br>地方公共団体が抱えているこれらの課題の解決に向けた新たな理論的基盤を構築することが、求められています。<br>条例制定権の限界を検討し、ドイツ法を手掛かりに、条例の法的性質や地方議会への新たな分析視角を提示、さらに、地方自治が憲法上いかに保障されるかという根源的なテーマにも言及した、若き俊英のデビュー作。<br>?<br><br>川端倖司
弘文堂
2024年02月
ジヨウレイ ノ ホウテキ セイシツ ト チホウ ジチ ノ ホシヨウ
カワバタ コウジ
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発売日:2018年01月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:本 / 出版社:作品社 / 発売国:日本 / ISBN:9784861826719 / アーティストキーワード:権安里
内容詳細:政治や地方自治体、ボランティアなどの「新しい公共性」…。全分野でいまや必須のキーワードとなった「公共」という概念。本書は、この「公共性」という言葉で語られる「publicであること」、すなわち「公共的なるもの(“the public”)」について、社会哲学的に解明することを目的としている。まず、その概念を理論・思想的に検討した上で、次に、戦後日本における「公共的なるもの」の変遷を整理、概観してその意味を明らかにする。ハンナ・アーレントを軸に日本の「公共性」という言葉とその概念の歴史を初めて本・・・
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発売日:2015年05月 / ジャンル:社会・政治 / フォーマット:本 / 出版社:弘文堂 / 発売国:日本 / ISBN:9784335355769 / アーティストキーワード:戸松秀典
内容詳細:実務に資する憲法概説書。憲法秩序の形成の様相がもっとも憲法らしく展開している平等原則と法定手続の原則とを詳述するなど、日本国憲法の現状を正確に描くことに努めた必読の概説書。目次:第1部 総論(日本国憲法の成立と動態/ 日本国憲法の基本理念とその維持/ 国民主権と選挙・政党/ 天皇制と平和主義)/ 第2部 人権保障(人権保障の原理/ 人権保障の具体的実現/ 包括的人権と多元的権利・自由/ 精神的自由/ 人身の自由/ 経済的自由/ 社会権/ 国務請求権/ 国民の義務)/ 第3部 統治機構(統治機構の原理/ 国会と立法権/ 内閣と行政権/ 裁判所と司法権/ 地方自治)
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自治体行政マンが見た欧州コンパクトシティの挑戦 人口減少時代のまちづくり・総合計画・地方版総合戦略の
価格:¥1100(税込)
発売日:2019年06月 / ジャンル:社会・政治 / フォーマット:本 / 出版社:第一法規出版 / 発売国:日本 / ISBN:9784474067639 / アーティストキーワード:一條義治
内容詳細:目次:はじめに 進まないコンパクトシティと行き詰まるまちづくりのヒントを求めて/ 第1節 まちづくりと公共交通の「聖地」フランス・ストラスブールへ/ 第2節 フランス・ディジョンはワイン造りとバス交通のトップランナーだった!/ 第3節 世界初の「移動権」を保障するフランスと「2周遅れのガラパゴス」日本/ 第4節 フランスのまちづくりの到達点を見た!―都市計画、交通、住宅の個別計画一本化でコンパクトシティを推進/ 第5節 ドイツの「環境首都」フライブルクから学ぶ脱原発のコンパクトシティ/ 第6節 コンパクト・・・
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地方公務員の任用と離職、公務秩序の維持、勤務条件、労働基本権など、地方公務員制度についての体系的知識を、多くの判例や行政実例を引用し解説。法改正に対応した改訂版。
■カテゴリ:中古本
■ジャンル:政治・経済・法律 地方自治
■出版社:第一法規
■出版社シリーズ:
■本のサイズ:単行本
■発売日:2011/04/01
■カナ:チホウコウムインセイドコウギ イノツモル
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発売日:2019年12月 / ジャンル:社会・政治 / フォーマット:全集・双書 / 出版社:信山社出版 / 発売国:日本 / ISBN:9784797282344 / アーティストキーワード:村中洋介
内容詳細:地方自治の今日的課題を公法学的視点から考究。災害行政や受動喫煙防止対策等の検討や、アメリカの地方自治や条例制定権論の日米比較等、地方自治の位置づけ、本旨論に迫る。目次:第1章 アメリカにおける地方自治/ 第2章 わが国における地方自治制度と憲法/ 第3章 災害と条例制定/ 第4章 受動喫煙防止と条例/ 第5章 地方自治の課題/ 第6章 今日の条例制定の限界と地方自治の本旨
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発売日:2023年09月 / ジャンル:社会・政治 / フォーマット:本 / 出版社:法律文化社 / 発売国:日本 / ISBN:9784589042866 / アーティストキーワード:加藤一彦
内容詳細:目次:憲法国家/ 憲法略史/ 基本約人権の原理/ 基本的人権の射程/ 基本的人権保証の支柱/ 法の下の平等/ 精神的自由権(1)/ 精神的自由権(2)表現の自由/ 経済的自由権/ 人身の自由と刑事手続/ 社会権/ 国務請求権/ 政治的権利/ 国会/ 政党/ 内閣/ 裁判所/ 憲法訴訟/ 財政/ 地方自治/ 平和主義/ 象徴天皇制/ 憲法改正
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未だ見ぬ道州制の姿と地方自治 イギリス権限委譲との比較考察 中京大学総合政策研究叢書 / 今井良幸 〔本〕
価格:¥4950(税込)
発売日:2023年03月 / ジャンル:社会・政治 / フォーマット:本 / 出版社:勁草書房 / 発売国:日本 / ISBN:9784326303274 / アーティストキーワード:今井良幸
内容詳細:充実した道州制を実現するための制度を考える。より進んだ形での地方分権国家を想定した制度とはなにか。わが国と同じ単一国家であり、中央集権国家であると位置づけられてきたイギリスにおけるスコットランドなどへの権限委譲の制度を比較の対象の中心として考える。目次:序章 道州制を改めて考える/ 第1章 イギリスにおける権限委譲と地域分権/ 第2章 委譲された議会の持つ立法権/ 第3章 委譲された議会の持つ財政権/ 第4章 中央政府と委譲された政府との関係と調整の仕組み/ 第5章 憲法上の地方自治規定の解釈と都道府県の位・・・
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教育と教育行政の法理論 神奈川大学法学研究所叢書 / 安達和志 〔本〕
価格:¥3300(税込)
発売日:2021年03月 / ジャンル:語学・教育・辞書 / フォーマット:本 / 出版社:エイデル研究所 / 発売国:日本 / ISBN:9784871686631 / アーティストキーワード:安達和志
内容詳細:目次:第1部 教育の自由と教育行政権の限界(教育基本法が定める教育への「不当な支配」禁止の意義/ 自治体行政による「不当な支配」の問題/ 教科書検定と国民の教科書作成の自由/ 教科書採択権の所在をめぐる現行法の解釈問題/ 自治体行政における教育課程管理権の根拠と限界)/ 第2部 教育の地方自治と教育行政権の役割(学校の自治と教育委員会の管理権/ 学校管理規則の法的意義・性質とその教育法的問題点/ 分権改革と教育の地方自治/ 教育委員会制度と教育における直接責任の原理/ 地教行法の変遷と教育委員会制度)/ 第3・・・
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当事者は誰なのか、誰が決定権を持っているのか、政府による自治への介入は許容され得るのか……複層する自治をめぐる争い。当事者は誰なのか、誰が決定権を持っているのか、政府による自治への介入は許容され得るのか……複層する自治をめぐる争い。<br><br>辺野古の人々を20余年にわたって翻弄してきた普天間基地移設問題。辺野古区民、建設反対運動、そして日本政府が交差する中で、なぜ辺野古は生活環境悪化につながる「条件付き受け入れ容認」の立場をとることになったのか。辺野古区民の経験を通し、普天間基地移設問題は日本のどこでも起こりうる、普遍的な社会問題であることを描き出す。<br>熊本 博之 著
勁草書房
2021年02月
コウサ スル ヘノコ
クマモト ヒロユキ
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出版社名:東洋経済新報社
著者名:宮脇淳、井口寛司、若生幸也
発行年月:2019年10月
キーワード:シテイ カンリシャ セイド モンダイ カイケツ ハンドブック、ミヤワキ,アツシ、イグチ,ヒロシ、ワカオ,タツヤ
(検索キーワード: 指定管理者制度;指定管理;PFI;コンセッション;民間委託;協定書;民営化政策;行財政改革;公益法人;官民連携;運営権;PPP理論;自治事務;コンプライアンス;公共サービス;入札;指名プロセス;内部統制;情報公開;住民訴訟;公共施設;管理委託制度;図書館;体育館;自治体財政;BTO;地方創生;病院;保育所;下水道;斎場;動物園;)
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法律の留保に関する比較研究 名城大学法学会選書 / 渡邊亙 〔本〕
価格:¥5500(税込)
発売日:2019年03月 / ジャンル:社会・政治 / フォーマット:本 / 出版社:成文堂 / 発売国:日本 / ISBN:9784792306380 / アーティストキーワード:渡邊亙
内容詳細:目次:第1部 法律の留保の概念と意義(ふたつの「法律の留保」について/ ドイツ憲法史における法律の留保の意義)/ 第2部 権力分立論における法律の留保(統治(執政)の領域における法律の留保/ 権力分立論における議会留保の意義/ 委任命令の限界に関する比較法的考察 ほか)/ 第3部 地方自治における法律の留保(自治行政概念の成立と展開/ 自治行政における法律の留保―ドイツにおける条例制定権の限界/ 地方自治における法律の優位―わが国における条例制定権の限界 ほか)
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発売日:2017年03月 / ジャンル:社会・政治 / フォーマット:本 / 出版社:第一法規出版 / 発売国:日本 / ISBN:9784474057913 / アーティストキーワード:松村享
内容詳細:目次:第1章 法の基礎を学ぶ/ 第2章 自治体立法/ 第3章 条例等の制定・改正の手続と基本構成/ 第4章 法律・条例による権利・利益の調整の仕組み/ 第5章 自治立法の限界/ 第6章 憲法基本理念と条例制定権/ 第7章 条例の憲法適合性についての審査基準/ 第8章 条例制定権と法律/ 第9章 条例立案の流れ/ 第10章 実践編―具体的課題を考える
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地方公務員の任用と離職、公務秩序の維持、勤務条件、労働基本権など、地方公務員制度についての体系的知識を、多くの判例や行政実例を引用し解説。地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の内容を取り込む。
■カテゴリ:中古本
■ジャンル:政治・経済・法律 地方自治
■出版社:第一法規
■出版社シリーズ:
■本のサイズ:単行本
■発売日:2014/11/01
■カナ:チホウコウムインセイドコウギ イノツモル
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政治や地方自治体、ボランティアなどの「新しい公共性」...。全分野でいまや必須のキーワードとなった「公共」という概念。本書は、この「公共性」という言葉で語られる「publicであること」、すなわち「公共的なるもの(“the public”)」について、社会哲学的に解明することを目的としている。まず、その概念を理論・思想的に検討した上で、次に、戦後日本における「公共的なるもの」の変遷を整理、概観してその意味を明らかにする。ハンナ・アーレントを軸に日本の「公共性」という言葉とその概念の歴史を初めて本格的にまとめ、体系化した画期的な研究。思想・社会科学のみならず政治・行政関係など必読の一冊。
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発売日:2021年08月 / ジャンル:社会・政治 / フォーマット:本 / 出版社:法律文化社 / 発売国:日本 / ISBN:9784589041661 / アーティストキーワード:小泉洋一
内容詳細:目次:法の概念/ 法秩序の構成原理/ 法の領域と公法の特徴/ 憲法と国法秩序/ 国会と法律制定権/ 裁判所のあらまし/ 内閣・内閣と国会/ 行政組織と公務員/ 行政活動とその法的統制/ 地方自治/ 基本的人権と公共の福祉/ 自由権と社会権/ 国家と環境/ 情報公開・個人情報保護/ おわりに 公法を学ぶポイント
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●サイズ:本体/約140×38.5×75cm(使用時) 折りたたみ時全長約31cm 専用ケース/約11.7×32.5cm
●化粧箱サイズ:7×7×34cm
●材質:サンシェード部/ポリエステル(シルバーコーティング) 骨部/スチール 手元/ポリプロピレン 専用ケース/PVC
/ありがとう/イベント/祝/宴会/お買い得/おすすめ/お得/おまけ/おめでた/おもしろ/御礼/格安/学校/変わり種/企業/記念/ギフト/景品/ゲーム/グッズ/激安/限定/高級/子供会/ゴルフ/コンサート/コンペ/最安/雑貨/自治会/商品/賞品/処分/スペシャル/生活雑貨/セール/贈答/粗品/大会/誕生日/チャンス/抽選/通販/ツール/展示会/特別/特価/NEW/人気/値引/ノベルティ/パーティ/ばらまき/販促/ヒット/プチギフト/プレゼント/ポイント/掘り出し/見切り/催し/安い/話題
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発売日:2019年05月 / ジャンル:社会・政治 / フォーマット:本 / 出版社:法律文化社 / 発売国:日本 / ISBN:9784589040114 / アーティストキーワード:只野雅人
内容詳細:目次:第1部 総論(憲法総論・憲法史/ 国民主権・天皇制/ 平和主義)/ 第2部 統治機構(統治総論/ 国会と内閣/ 司法/ 違憲審査制/ 地方自治)/ 第3部 基本的人権(人権総論・幸福追求権/ 法の下の平等/ 精神的自由1 思想および良心の自由・信教の自由/ 精神的自由2 表現の自由・学問の自由/ 経済的自由と労働権/ 生存権と教育を受ける権利/ 選挙権と投票価値の平等/ 人身の自由と適性手続/ 国務請求権)/ 第4部 最高法規(グローバル化と憲法/ 憲法の最高法規性と憲法改正)
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12‐13世紀におけるポンティウ伯の中規模領邦統治 九州大学人文学叢書 / 大浜聖香子 〔全集・双書〕
価格:¥4620(税込)
発売日:2019年03月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:全集・双書 / 出版社:九州大学出版会 / 発売国:日本 / ISBN:9784798502557 / アーティストキーワード:大浜聖香子
内容詳細:従来、中世盛期フランスは中央集権化による王権の成長期として語られてきたが、地方では王権とは異なる様々な地域権力が活発に活動していた。本書は12‐13世紀の北フランス・ピカルディ地方に位置した一地域権力であるポンティウ伯領について、一次史料である『ポンティウ伯文書集』を用い、伯の側近構成・文書行政・財産と運営・裁判権・都市自治体との関係という5つの側面から考察する。この検討を通じて、ポンティウ伯が大領邦君主や王権のような領域的統治を志向していたことを明らかにする。目次:序章・・・
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第1部 人権(個人の尊重と人一般の権利―子どもの人権;人権の享有主体、公共の福祉、新しい人権―人権の制約;平等権(法の下の平等)―「合理的な差別」と「不合理な差別」;思想・良心の自由、信教の自由―心の中は絶対自由?;表現の自由―マスメディア、サイバー空間;学問の自由―大学の自治、「教師」の教授の自由;社会権―生存権と労働基本権;教育を受ける権利―障害者、外国人の子ども;経済的自由権―職業選択の自由と財産権;人身の自由―体罰、少年法)
第2部 統治機構(国民主権・参政権・請求権―天皇、選挙、裁判を受ける権利;権力分立(1)立法権―国会のしくみ;権力分立(2)行政権・司法権―内閣と裁判所のしくみ;地方自治―住民の意思はどのように反映されるのか;平和主義―戦力不保持と自衛隊・日米安保;補論 憲法とは何か―憲法と公教育)
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