汎神論の日本人が一神教のキリスト教徒になることは可能なのか? 遠藤文学の集大成『深い河』を軸に、霊性と宗教の交点を見出す。<br>若松 英輔 著
NHK出版
2021年09月
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ワカマツ エイスケ
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物理学者を理神論に縛りつける呪縛を解き、西洋近代思想に染め上げられた「戦後レジーム」からの脱却を促す。「世界は神秘に満ちている」に続く、「汎神論」シリーズ第7弾。
■カテゴリ:中古本
■ジャンル:産業・学術・歴史 図書館・読書その他
■出版社:東京図書出版
■出版社シリーズ:
■本のサイズ:単行本
■発売日:2018/01/01
■カナ:セイヨウキンダイシソウノジュバクオトク カワシマサダオ
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本巻は、ヘーゲルの批評活動のうち、晩年にあたるベルリン期後半の1826年から1831年までの10篇を収録。ヘーゲルの演劇論を背景にした劇評「『改宗者たち』について」。インドの宗教と文学の広範な資料を検討した「フンボルト書評」。ベルリン大学で同僚だったゾルガーの遺稿集の出版を機に、その著作評にとどまらず人物評まで執筆した「ゾルガー書評」。ヘーゲル哲学が汎神論であると非難される中、ヘーゲルを擁護するゲッシェルの著作を弁明した「ゲッシェル書評」。ヘーゲルの思弁哲学・キリスト教・国家との関係に対する批判書に応答した「反論」。晩年、ベルリン大学総長時に国家と宗教をラテン語で語った「アウグスブルク信仰告白祝三百年祭演説」。英仏の政治事情にも常に注目していたヘーゲル最後の政治時評「イギリス選挙法改正法案について」ほか。
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日本人にとってキリスト教とは何か 遠藤周作「深い河」から考える NHK出版新書 / 若松英輔 〔新書〕
価格:¥968(税込)
発売日:2021年09月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:新書 / 出版社:Nhk出版 / 発売国:日本 / ISBN:9784140886625 / アーティストキーワード:若松英輔
内容詳細:神とは、信仰とはどういうものか。汎神論の日本人が一神教のキリスト教徒になることは可能なのか。キリスト教文学の大家・遠藤周作の無二の親友であるカトリック司祭・井上洋治に師事し、いま最も精力的な活動を続ける批評家が、遠藤文学の集大成『深い河』を軸に、日本的霊性とキリスト教の交点を見出す。目次:はじめに―日本的霊性とキリスト教/ 第1章 神について/ 第2章 死について/ 第3章 出会いについて/ 第4章 信仰について/ 第5章 告白について/ 第6章 苦しみについて/ 第7章 愛について/ おわりに―復活について
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スピノザの自然主義プログラム 自由意志も目的論もない力の形而上学 / 木島泰三 〔本〕
価格:¥3960(税込)
発売日:2021年08月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:本 / 出版社:春秋社(千代田区) / 発売国:日本 / ISBN:9784393321041 / アーティストキーワード:木島泰三
内容詳細:汎神論者と呼ばれるスピノザが見いだした神の正体とは?主著『エチカ』の幾何学的証明を精緻に読み説き顕現する、すべては神の本性の必然性により今あるごとく決定されているという唯現実論を疾走するスピノザの透徹した思想。目次:第1部 スピノザの決定論的行為者因果説(実体と様態の関係をどう理解するか?/ スピノザの決定論的行為者因果説―現代の行為者因果説との比較から ほか)/ 第2部 コナトゥスの形而上学(「神の力」を軸にしたコナトゥス論の読解/ スピノザの存在論を再検討する―スピノザの四カテゴリ・・・
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発売日:1983年03月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:文庫 / 出版社:岩波書店 / 発売国:日本 / ISBN:9784003363232 / アーティストキーワード:Trcbook / タイトルキーワード:チセイニツイテ
内容詳細:ショーペンハウエル(1788‐1860)の主著『意志と表象としての世界』以上に愛読された『付録と補遺』の一部。該博な教養を模範的な散文に盛りこんだこの人生の箴言集は、哲学の専門領域を越えた書として広く読まれる。ドイツ観念論の体系的構築をしりぞけて、世界はすべて盲目的意志なりと説いた厭世的哲人の透徹した観察と辛辣な表現。目次:哲学とその方法について/ 論理学と弁証法の余論/ 知性について/ 物自体と現象との対立についての二三の考察/ 汎神論について
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神 第一版・第二版 スピノザをめぐる対話 叢書・ウニベルシタス / J.g.ヘルダー 〔全集・双書〕
価格:¥4840(税込)
発売日:2018年10月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:全集・双書 / 出版社:法政大学出版局 / 発売国:日本 / ISBN:9784588010873 / アーティストキーワード:J.g.ヘルダー
内容詳細:そのとき、ドイツに激震が走った―数多の知識人が身を投じた「汎神論論争」。その舞台を用意した最重要書、増補改訂された第二版とともに初の完全訳!目次:第1版(第1の対話/ 第2の対話/ 第3の対話/ 第4の対話/ 第5の対話)/ 第2版(第1の対話/ 第2の対話/ 第3の対話/ 第4の対話/ 第5の対話)
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米国の研究チームによって検出された「重力波」は存在するか? 絶対空間の存在を否定する特殊相対性理論や、その他の理神論的な科学理論の間違いを指摘する。「死後の世界は存在する」に続く、「汎神論」シリーズ第5弾。
■カテゴリ:中古本
■ジャンル:産業・学術・歴史 図書館・読書その他
■出版社:東京図書出版
■出版社シリーズ:
■本のサイズ:単行本
■発売日:2016/09/01
■カナ:ジュウリョクハネツゾウ カワシマサダオ
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四人のカールとフォイエルバッハ レーヴィットから京都学派とその「左派」の人間学へ / 服部健二 〔本〕
価格:¥4180(税込)
発売日:2015年09月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:本 / 出版社:こぶし書房 / 発売国:日本 / ISBN:9784875593072 / アーティストキーワード:服部健二
内容詳細:「自然とは何か」という問いは、人間を問うことに等しい。近代的人間観の革命をもたらしたフォイエルバッハ人間学を中心軸に、ダウプ、マルクス、バルト、レーヴィットら「四人のカール」の思考をたどり、西田幾多郎をはじめとする京都学派への波及を探る。20年にわたる思索を費やした巨編!目次:序論 四人のカールとフォイエルバッハ/ 第1章 カール・ダウプとフォイエルバッハ/ 第2章 『死と不死に関する諸思想』における汎神論的自然観と主観主義批判/ 第3章 『論理学形而上学序論講義』における汎神論的自然哲学と感・・・
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エティカ 中公クラシックス / バルーフ・ド・スピノザ 〔新書〕
価格:¥2090(税込)
発売日:2007年01月 / ジャンル:書籍 その他 / フォーマット:新書 / 出版社:中央公論新社 / 発売国:日本 / ISBN:9784121600943 / アーティストキーワード:バルーフ・ド・スピノザ / タイトルキーワード:エティカ
内容詳細:定理と公理から、神と人間精神との本性を演繹的に論証した汎神論体系。目次:第1部 神について/ 第2部 精神の本性と起原について/ 第3部 感情の起原と本性について/ 第4部 人間の隷従あるいは感情の力について/ 第5部 知性の能力あるいは人間の自由について
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関連words:音楽之友社/呼ぶ 【混声4部合唱/伴奏:ピアノ】/留守 【混声4部合唱/伴奏:ピアノ】/汎神論 【混声4部合唱/伴奏:ピアノ】/階段の歴史 【混声4部合唱/伴奏:ピアノ】/子守唄 【混声4部合唱/伴奏:ピアノ】
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神とは、信仰とはどういうものか。汎神論の日本人が一神教のキリスト教徒になることは可能なのか。キリスト教文学の大家・遠藤周作の無二の親友であるカトリック司祭・井上洋治に師事し、いま最も精力的な活動を続ける批評家が、遠藤文学の集大成『深い河』を軸に、日本的霊性とキリスト教の交点を見出す。
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発売日:2022年01月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:本 / 出版社:海鳥社 / 発売国:日本 / ISBN:9784866561127 / アーティストキーワード:田中耕太郎
内容詳細:本当に大切なものはいつも目には見えない。愛情、心、神、時間、そして命―科学が教えてくれる「常識」というメガネのはずし方、そして顔を上げれば気づくこと。わたしたちの世界はやさしさで満ちている。目次:1章(年齢について/ 遺伝と記憶/ 時間と存在/ 生命のつながり/ 先祖とわたしの関係/ いかに生きるか)/ 2章(生命の世界/ 動的平衡/ 空間について/ 量子の世界/ シュレディンガーの猫/ 科学と宗教のめざすもの/ 愛情について/ フィクション/ 宇宙の始まりと人類誕生/ コヒーレントな世界(汎神論))/ 3章(ヨブ記考/ 無意識の世・・・
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ゲーテとスピノザ主義の関連を跡づけたうえで、ゲーテの小説「親和力」を、F・H・ヤコービの「スピノザ主義」あるいは「汎神論」批判の文脈の中で読み解く。
■カテゴリ:中古本
■ジャンル:文芸 小説一般
■出版社:鳥影社・ロゴス企画
■出版社シリーズ:
■本のサイズ:単行本
■発売日:2010/12/01
■カナ:ゲーテシンワリョクニオケルリンリテキナモノ ナカイサナユキ
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神なき宗教 「自由」と「平等」をいかに守るか / ロナルド・ドゥオーキン 〔本〕
価格:¥2310(税込)
発売日:2014年10月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:本 / 出版社:筑摩書房 / 発売国:日本 / ISBN:9784480847256 / アーティストキーワード:ロナルド・ドゥオーキン
内容詳細:宗教上の理由で兵役を拒否する人と、自らの信念に基づいて徴兵に応じない人に、裁判官は同等の判決を下すことができるだろうか?信仰者の兵役が免除されて、無神論者にはそれが許されないとするならば、法の下の「平等」は、いかに守られるのか?宗教という難題を前にして、法に正解はあるのか?法哲学の巨人が、対立の根底に横たわる問いに挑む。目次:第1章 宗教的無神論?(宗教とは何か?形而上学の中核/ 宗教的科学と宗教的価値/ 神秘と理解可能性/ 非人格的な神々―ティリッヒ、スピノザ、汎神論)/ 第2章 宇・・・
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スコットランド文学の深層 場所・言語・想像力 / 木村正俊 〔本〕
価格:¥4070(税込)
発売日:2020年05月 / ジャンル:文芸 / フォーマット:本 / 出版社:春風社 / 発売国:日本 / ISBN:9784861106897 / アーティストキーワード:木村正俊
内容詳細:なぜスコットランドは、すぐれた文学者たちを輩出してきたのか。先端的研究の成果をふまえ、『オシアン詩』から現代までのスコットランド文学を展望。その特異な風土や文化を背景として生まれた、豊穣な詩的想像力の世界を照射する。目次:上書きされる古代ケルト―『オシアン詩』におけるテクストの多層性/ 伝承童謡「あそこに落とているのはなあに?」の思想史的淵源―ヒュームとスミスの「汎神論的コスモロジー」/ 一七八七年のロバート・バーンズ―スコットランド旅行の意味するもの/ レイディ・ネアンのソングにおけるテーマの変遷―ジャコバ・・・
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縄文人の文化的遺伝子を今も受け継ぐ現代日本人 / 革島定雄 〔本〕
価格:¥1019(税込)
発売日:2019年07月 / ジャンル:物理・科学・医学 / フォーマット:本 / 出版社:東京図書出版 / 発売国:日本 / ISBN:9784866412498 / アーティストキーワード:革島定雄
内容詳細:目次:1 はじめに/ 2 死んだら終わりなのか?/ 3 実在する「見えない世界」/ 4 縄文時代から続く日本文化/ 5 日本語は汎神論の言語/ 6 日本人に早期英語教育は必要か?/ 7 歪められた昭和史/ 8 道徳と経済は両立するのか?/ 9 おわりに
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発売日:2021年12月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:文庫 / 出版社:岩波書店 / 発売国:日本 / ISBN:9784003364468 / アーティストキーワード:深澤英隆
内容詳細:社会学の創始者の一人にして、「生の哲学」を説いたゲオルク・ジンメル(1858‐1918)は、宗教と宗教性を区別し、後者を人間のアプリオリな属性の一つとみなすことで、そこに脈動する生そのものを捉えようと試みた。社会学・心理学・哲学・美学の観点が交差し、創見に満ちたジンメル宗教論の初集成。社会と宗教の関係を考える上で示唆に富む一冊。目次:1 社会学と認識論の視座(宗教社会学のために(一八九八)/ 宗教の認識論に寄せて(一九〇一))/ 2 生・救済・人格(汎神論について(一九〇二)/ 魂の救いについ・・・
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