道徳的な運 哲学論集一九七三〜一九八〇 双書現代倫理学 / バーナード・ウィリアムズ 〔全集・双書〕
価格:¥3850(税込)
発売日:2019年08月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:全集・双書 / 出版社:勁草書房 / 発売国:日本 / ISBN:9784326199716 / アーティストキーワード:バーナード・ウィリアムズ
内容詳細:体系的倫理学理論を批判し、我々の陰影に富んだ倫理的生活を描く。目次:人物・性格・道徳性/ 道徳的な運/ 功利主義と自己耽溺/ 政治と道徳的性格/ 諸価値の衝突/ 美徳としての正義/ ロールズとパスカルの賭け/ 内的理由と外的理由/ “べし”と道徳的責務/ 実践的必然性/ ウィトゲンシュタインと観念論/ 他の時間・他の場所・他の人
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西洋近代功利主義の思想史的変遷を辿り、現代人の病の核心に迫る。市場原理主義の価値と規範が“人間存在”の全体を蝕んでいる。現代の重要課題はすべて、この現実を起点に議論されなければならない。平和・幸福論の盲点、根源的議論へ向けて。
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立法学のフロンティア 1 立法学の哲学的再編 / Books2 〔全集・双書〕
価格:¥4180(税込)
発売日:2014年07月 / ジャンル:社会・政治 / フォーマット:全集・双書 / 出版社:ナカニシヤ出版 / 発売国:日本 / ISBN:9784779508691 / アーティストキーワード:Books2
内容詳細:より良き立法のために。立法の意義を原理的に問い直し、その哲学哲基盤を再構築、立法システムの規範的構想を提示する。目次:立法学における“立法の哲学”の基底的位置/ 第1部 立法学の法哲学的基盤構築(立法理学としての立法学―現代民主政における立法システム再編と法哲学の再定位/ 規範的法実証主義の立法理論/ 功利主義者の立法理論/ フェミニズム法理論における立法の復権)/ 第2部 立法の政治哲学と経済理論(政治的公共圏から見る立法―法の「作者」と「編者」/ 可謬主義と熟成主義の立法過程論/ ハイエク立法理論の・・・
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経済学の起源 フランス 欲望の経済思想 / 米田昇平 〔本〕
価格:¥4620(税込)
発売日:2016年01月 / ジャンル:ビジネス・経済 / フォーマット:本 / 出版社:京都大学学術出版会 / 発売国:日本 / ISBN:9784876988938 / アーティストキーワード:米田昇平
内容詳細:経済至上主義は欲望の経済学から始まった。アダム・スミスに先立つ17世紀、新思潮を背景に、近代社会を「欲求の社会」とみる消費主導の経済学がフランスに出現した。現代にいたる経済至上主義を準備した欲望の経済学を跡づける。目次:序章 経済学の起源―フランスのコンテキストとの関連で(経済学の条件―世俗的倫理と世俗化の論理/ 一七世紀フランスの新思潮―アウグスティヌス主義/ 功利主義と利益説/ 経済学のフランス的起源)/ 第1章 経済学の起源とアウグスティヌス主義―ニコルからボワギルベールへ(ニコル―開・・・
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福祉測定の歴史と理論 QOL研究の学際的総括と展望 明治大学社会科学研究所叢書 / 新田功 〔本〕
価格:¥5000(税込)
発売日:2019年12月 / ジャンル:ビジネス・経済 / フォーマット:本 / 出版社:白桃書房 / 発売国:日本 / ISBN:9784561860532 / アーティストキーワード:新田功
内容詳細:学際的になされてきたQOL研究の総括と、グランド・セオリー確立に向けての方法論的検討への示唆。目次:1 福祉測定の歴史(推算の時代/ 典型調査の時代/ 初期家計調査の時代 ほか)/ 2 経済学・倫理学と福祉測定の理論(功利主義と幸福計算:功利の概念とその測定法/ 限界革命と幸福計算/ ピグーの厚生経済学とロビンズによる批判 ほか)/ 3 福祉の測定からクオリティ・オブ・ライフの測定へ(クオリティ・オブ・ライフの理論および測定と科学方法論/ クオリティ・オブ・ライフに対する主観的アプローチと客観的アプローチ/ クオ・・・
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近代合理(功利)主義的な差別的生命倫理を徹底的に批判。優生思想(社会ダーウィニズム)と健康幻想(ヘルシズム)の反知性の論理とそれへの対抗論理の実際を、多くの具体的事例によって根源的に抉り出す。
■カテゴリ:中古本
■ジャンル:スポーツ・健康・医療 医療
■出版社:批評社
■出版社シリーズ:
■本のサイズ:単行本
■発売日:2016/09/01
■カナ:ショウロウビョウシトケンコウゲンソウ ヤギコウスケ
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求められているのは「自己の善」か「世界の善」か。カント、ムア、ロス、ヘア、ロールズ、ハーバマス、大庭健、永井均等、諸道徳説を検討する。併せて「利己」ということを突き詰めて考察し、「功利主義」について新しい解釈を施しつつ、「議務論vs.帰結主義」という基本対立構図を基底的に問い直す。
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ミルの著作は、明治維新以降、1880(明治13)年までの間に、『自由論』や『功利主義論』を含む6冊が邦訳されている。しかし、明治の後半以降、学術界ではイギリスやフランスに代わってドイツが重視されるようになり、ミルへの関心は低下していった。戦後の学術界でも、実存主義や構造主義からポスト構造主義へ、というフランス哲学か、現象学と実在哲学、解釈学、フランクフルト学派といったドイツ哲学が、また英米哲学では分析哲学が主流となり、ミルの思想は「過去の遺物」となっていた。教育哲学・思想の領域でも事情はさほど変わっていない。この領域でミルが言及されるとすれば、「危害原理」についてか、ベンサムと区別されずに「功利主義者」と一括りにされることがほとんどであった。それゆえ、ミルの教育思想については、「自由主義」の側面と「功利主義」の側面は相互にほとんど無関係のものとして扱われてきたのである。本書は両者を結びあい、整合的に解釈できることを構想している。
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現代倫理学基本論文集 2|1 規範倫理学篇 双書現代倫理学 / 大庭健 〔全集・双書〕
価格:¥3520(税込)
発売日:2021年12月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:全集・双書 / 出版社:勁草書房 / 発売国:日本 / ISBN:9784326199730 / アーティストキーワード:大庭健
内容詳細:義務に従う行為や、理性的な熟慮・判断に基づく行為だとする義務論/カント主義と、好ましい帰結をもたらす規則や行為だとする功利主義。それぞれの記念碑的文献を収録。目次:第1部 義務論、またはカント主義(カントの普遍的法則の方式/ 性格のための余地を設ける)/ 第2部 功利主義(理想的規則功利主義(『善と正の理論』より抜粋)/ 倫理学理論と功利主義)
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規範倫理学に大きな影響を与え、徳倫理学に道を開いた二〇世紀後半の英米道徳哲学を代表する哲学者ウィリアムズの主著、遂に刊行! 規範倫理学に大きな影響を与え、徳倫理学に道を開いた二〇世紀後半の英米道徳哲学を代表する哲学者ウィリアムズの主著、遂に刊行!<br><br>功利主義やカント主義など、抽象的で非人格的な視点から道徳的判断を下す体系的倫理学理論を批判し、行為者自身が個人的な観点から道徳的判断を下さねばならないと主張して私たちの陰影に富んだ倫理的生活の姿を描き出したウィリアムズ。倫理学に新たな一分野を開くほどに大きなインパクトを与えた重要な論文を含む主著、待望の邦訳。<br>B.ウィリアムズ 著
勁草書房
2019年08月
ドウトクテキ ナ ウン テツガク ロンシユウ
ウイリアムズ バ−ナ−ド B
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正義は時代や社会で違うのか 相対主義と絶対主義の検討 / 長友敬一 〔本〕
価格:¥2860(税込)
発売日:2020年04月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:本 / 出版社:ナカニシヤ出版 / 発売国:日本 / ISBN:9784779514371 / アーティストキーワード:長友敬一
内容詳細:正義の「核」はあるのだろうか?プラトンからロールズまで、正義論の長い歴史を辿る果てに、「人類共通の価値」という真の問いに迫る。目次:「相対主義」と「絶対主義」/ 古代ギリシアの相対主義と絶対主義―ソフィストとソクラテス/ 古代ギリシアの絶対主義(1)―プラトン/ 古代ギリシアの絶対主義(2)―アリストテレス/ 古代ローマとキリスト教世界/ 絶対的真理としての科学/ 人間の自然状態と国家の成立(1)―グロティウス、ホッブズ/ 人間の自然状態と国家の成立(2)―ロック、ルソー/ 義務論―カント/ 功利主義―ベ・・・
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「道徳的である」とはどういうことか 要説・倫理学原論 世界思想社現代哲学叢書 / 安彦一恵 〔全集・双書〕
価格:¥1980(税込)
発売日:2013年11月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:全集・双書 / 出版社:世界思想社 / 発売国:日本 / ISBN:9784790716099 / アーティストキーワード:安彦一恵
内容詳細:求められているのは「自己の善」か「世界の善」か。カント、ムア、ロス、ヘア、ロールズ、ハーバマス、大庭健、永井均等、諸道徳説を検討する。併せて「利己」ということを突き詰めて考察し、「功利主義」について新しい解釈を施しつつ、「議務論vs.帰結主義」という基本対立構図を基底的に問い直す。目次:第1章 「正しい」「善い」とは何か―ムア、ロス、ヘア「メタ倫理学」を検討する/ 第2章 道徳の「正当化」を求めて―ロールズ、ハーバマスに即して/ 第3章 なぜ道徳的であるべきか―Why be mora・・・
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快と苦痛のみに基礎づけられた功利性の原理から、個人および共同体のありようを分析する。近代功利主義の嚆矢をなす記念碑的名著をついに完訳。<br>ジェレミー・ベンサム
筑摩書房
2022年08月
ドウトク オヨビ リツポウ ノ シヨゲンリ ジヨセツ ジヨウ
ジエレミ− ベンサム
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近代日本における功利と道義 福沢諭吉から石橋湛山まで / 松井慎一郎 〔本〕
価格:¥2420(税込)
発売日:2018年10月 / ジャンル:社会・政治 / フォーマット:本 / 出版社:北樹出版 / 発売国:日本 / ISBN:9784779305832 / アーティストキーワード:松井慎一郎
内容詳細:目次:第1章 福沢諭吉の富国強兵論/ 第2章 加藤弘之の社会進化論/ 第3章 内村鑑三の「日本の天職」論/ 第4章 帝国主義と社会政策/ 第5章 牧口常三郎の人生地理学/ 第6章 土田杏村の文化主義/ 第7章 河合栄治郎の理想主義的社会主義/ 第8章 石橋湛山の小日本主義
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功利主義にとってかわる「公正としての正義」論のエッセンスを,ロールズ自身が一般向けに簡潔に概説.『正義論』『政治的リベラリズム』等で著名な政治学者が、A.セン等の批判にも応えながら「公正としての正義」と自ら名付けた正義の構想の90年代以降の理論的到達点を簡潔に示した、生前最後の著書。ハーヴァードでの講義録をもとに加筆・編集したもので、大学生のテキストとしても、一般読者のロールズ入門書としても好適。<br>J.ロールズ
岩波書店
2020年03月
コウセイ ト シテ ノ セイギ サイセツ
ロ−ルズ ジヨン J
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権藤成卿が唱えた農業を中心とする君民一体の政治。それを阻むのが功利主義、官僚支配、西洋崇拝である!昭和維新の思想的源流となった権藤成卿が、令和の時代に語りかけるものとは?
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福沢諭吉の初期思想 近代的概念の受容と変容 / 姜兌ユン 〔本〕
価格:¥4950(税込)
発売日:2022年08月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:本 / 出版社:慶應義塾大学出版会 / 発売国:日本 / ISBN:9784766428384 / アーティストキーワード:姜兌ユン
内容詳細:翻訳者・福沢諭吉は、何を、どのように訳し、何を訳さなかったのか。幕末〜明治初年、福沢諭吉が西洋の近代知を自家薬籠中の物とする過程を丹念に辿る。目次:第1章 人種観―S.A.ミッチェル問題/ 第2章 人間観―権利、義務、労働/ 第3章 中産層育成構想/ 第4章 民権認識と初期思想―『学者安心論』を中心に/ 第5章 自然権主義と経験主義の受容―「公理」と「功利」問題/ 第6章 西洋思想受容の方法論―「分限」
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正義はどう論じられてきたか相互性の歴史的展開みすず書房著デイヴィッド・ジョンストン出版社みすず書房著者
価格:¥4950(税込)
情報の在り方が世界の在り方を決める。「情報の存在論」から「情報の生成論」への転換を示す!近代西欧文明のグローバル化は、先進国には豊かな「物質文明」をもたらした反面、「エネルギー・食糧・地球環境問題」と「格差の問題」という深刻な地球的課題を生じさせた。西欧文明のグローバル化の中核には自他分離の二元論に基づく近代科学技術があり、さらに、実証主義・功利主義なる哲学や倫理思想と結びついて、人間の諸活動にも適用された。行きついた先が新自由主義やリバタリアニズムで、結果、世界を過剰に分断した。環境と調和する持続可能な世界は「自他分離」の物質科学に代わって、「自他非分離」の生命科学とその方法論によって可能になる。科学=知の根源を問う、哲学/社会科学、経済への示唆ともなる書。
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