『忘れられた日本人』で知られる民俗学者・宮本常一とは何者だったのか。その民俗学の底流にある「思想」とは 「大きな歴史」から零れ落ちる「庶民の歴史」。日本列島のすみずみまで歩き、聞き集めた小さな歴史の束から、世間や民主主義、多様な価値、さらには「日本」という国のかたちをも問いなおす。傍流として、主流が見落としてきた無名の人びとの「語りの力」を信じて――。 本書のおもな内容 ●「庶民」が主役の歴史を構想 ●盲目の「乞食」の自分語りに見出した意味 ●村をよくするために尽くした「世間師」 ●釣り糸を変えると豊かになる ●「寄り合い民主主義」の可能性 ●日常生活に潜む「深い心のかげり」に着目 ●「ふるさと」を起点として広い世界を見る ●旅に学ぶ――父の10ヵ条 ●男性による女性支配の「東西での違い」 ●人が人を信じることで人間全体が幸福になる 「宮本の民俗学は、私たちの生活が『大きな歴史』に絡めとられようとしている現在、見直されるべき重要な仕事だと私は考える。これほど生活に密着し、生活の変遷を追った仕事は、日本の近現代でほかにはみられないからだ。宮本は庶民の歴史を探求するなかで、村落共
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野球と無縁の人生を歩んできた2人のサラリーマンが、どん底、赤貧に喘ぐ球団の建て直しに身を投じる、渾身の企業ノンフィクション。<br>野球と無縁の人生を歩んできた2人のサラリーマンが、どん底、赤貧に喘ぐ球団の建て直しに身を投じる、渾身の企業ノンフィクション。<br><br><br>「僕は“この人”一言でカープ復帰を決断した」 黒田博樹(元広島カープ投手) <br><br>「星野(仙一)さんと“この人”がいたから、タイガースは優勝できた」 金本知憲(阪神タイガース元監督)<br><br><br>旅行会社の営業から阪神タイガースへ。メーカーの経理から広島カープへ。傍流の者たちが低迷、赤貧に喘ぐ球団の再建に身を投じ、どん底の組織をひっくり返す。野球は素人でありながらも、情熱をを頼りに理想球団の夢を追い求める苦闘の日々。<br>サラリーマン人生を賭けた異端者の献身を、同志だった元巨人球団代表が描く実話。<br><br><br><br><br>清武英利
文藝春秋
2025年02月
サラリ−マン キユウダン シヤチヨウ
キヨタケ ヒデトシ
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国際派エリートたちは、どこで道を間違えたのか? 日露戦で満蒙権益を獲得した日本は、その維持を最重要課題として勢力拡張に舵を切る。だが国益追求に邁進する外務省は、次々と変化する情勢の中で誤算を重ね、窮地を打開するため無謀な秩序構想を練り上げていく。小村寿太郎から幣原喜重郎、重光葵まで、国際派エリートたちが陥った「失敗の本質」を外交史料から炙り出す。 外務省エリートたちが陥った「誤算の40年」 序章 拡大する権益、継受される思想 第1章「満蒙」概念の誕生――小村寿太郎と日露戦後経営:1895―1912年 第2章 「満蒙供出」論の提唱――小村欣一の「新外交」呼応論の可能性:1917―1919年 第3章 「満鉄中心主義」の前景化――大陸国家の「国益」と幣原喜重郎:1920―1931年 第4章 「精神的帝国主義」論の提唱――傍流外務官僚たちの「逆襲」と挫折:1931―1932年 第5章 「東亜」概念の衝撃――アジア・モンロー主義と重光葵:1933―1935年 第6章 「興亜」概念の受容――日中戦争と外務省:1937―1938年 第7章 「東亜新秩序」の可能性――有田八郎による地域主義的広域経
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村松崇継 (ムラマツタカツグ むらまつたかつぐ)
2012年9月26日 発売
NHK総合テレビで2012年9月8日より放送の土曜ドラマスペシャル『負けて、勝つ 〜戦後を創った男・吉田茂』のオリジナル・サウンドトラック。
数多くのドラマ音楽を手がける村松崇継が担当。
CD:1
1.「負けて、勝つ」メインテーマ
2.命を持って夢を見る
3.帰りなんとて家もなく
4.GHQ
5.家畜上等!
6.残された者
7.傍流
8.名残の雪
9.小りん
10.犠牲
11.守るべきもの
12.Purge
13.メイズ
14.終わらない戦争
15.デモクラシー
16.落日
17.第9条
18.時代が動く
19.濁流
20.亡魂
21.巣立ち
22.この先の道(インストゥルメンタル・バージョン)
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SDGsで「変わる経済」と「新たな暮らし」 2030年を笑顔で迎えるために / 河口真理子 〔本〕
価格:¥2200(税込)
発売日:2020年09月 / ジャンル:ビジネス・経済 / フォーマット:本 / 出版社:生産性出版 / 発売国:日本 / ISBN:9784820121077 / アーティストキーワード:河口真理子
内容詳細:コロナ禍、異常気象…社会のスタンダートが見直されているいま、改めて豊かさの意味を問う。目次:PROLOGUE 先が見えないからこそ、求められる意思決定/ 1 社会が変わる中で何ができるのか―SDGsを読んでみよう/ 2 「SDGsのゴール」と「達成状況」を整理する―「誰一人取り残さない」が意味すること/ 3 「経済ファースト」から「地球ファースト」へ―環境・社会が目指す方向性とは?/ 4 「ビジネス」と「金融」の新価値観―サステナビリティ活動が企業の傍流から本業へ/ 5 私たちの暮らしから変えよう―・・・
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パリ2000年の歴史を歩く 花の都を彩った主役たちの人間模様 / 大島信三 〔本〕
価格:¥2530(税込)
発売日:2019年09月 / ジャンル:実用・ホビー / フォーマット:本 / 出版社:芙蓉書房出版 / 発売国:日本 / ISBN:9784829507711 / アーティストキーワード:大島信三
内容詳細:シーザー、ジャンヌ・ダルク、マリー・アントワネット、ナポレオンなど、パリを舞台に活躍した人々の史蹟を訪ねるパリ2000年の歴史散歩。シャルリー・エブド襲撃事件、黄色いベスト運動、ノートルダム大聖堂の火災など最近の話題も取材。写真250点収録。目次:第1章 シーザーからジャンヌ・ダルクまでのパリ/ 第2章 二人の名君が遺したパリのモニュメント/ 第3章 ルイ一四世の時代とその後継者/ 第4章 マリー・アントワネットとフランス革命/ 第5章 ナポレオンとパリの不思議な関係/ 第6章 傍流の世にパリは花ひら・・・
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村松崇継 (ムラマツタカツグ むらまつたかつぐ)
2012年9月26日 発売
NHK総合テレビで2012年9月8日より放送の土曜ドラマスペシャル『負けて、勝つ 〜戦後を創った男・吉田茂』のオリジナル・サウンドトラック。
数多くのドラマ音楽を手がける村松崇継が担当。
CD:1
1.「負けて、勝つ」メインテーマ
2.命を持って夢を見る
3.帰りなんとて家もなく
4.GHQ
5.家畜上等!
6.残された者
7.傍流
8.名残の雪
9.小りん
10.犠牲
11.守るべきもの
12.Purge
13.メイズ
14.終わらない戦争
15.デモクラシー
16.落日
17.第9条
18.時代が動く
19.濁流
20.亡魂
21.巣立ち
22.この先の道(インストゥルメンタル・バージョン)
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発売日:2023年05月 / ジャンル:実用・ホビー / フォーマット:本 / 出版社:講談社 / 発売国:日本 / ISBN:9784065316788 / アーティストキーワード:川奈まり子
内容詳細:お岩さまは、『皿屋敷』のお菊や『累ヶ淵』の累と並ぶ江戸三大幽霊の一人である。しかしながら彼女は、おそらく実在した人物だとされており、東京都豊島区の妙行寺に墓が、生家跡にある新宿区の於岩稲荷田宮神社に子孫が、それぞれ本当に存在している。本書はひと言で言えば、「四谷怪談」にちなんだ実話怪談をお愉しみいただくと同時に、「四谷怪談」とお岩さまの伝承をご紹介する本である。「四谷怪談」の世界は奥が深く、切り口によって何通りもの解釈が並列しつつ成り立つ。よく知られた物語や伝承の他に、傍流や支流も数えきれな・・・
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出版社-筑摩書房辻惟雄 著[内容]いつの世も庶民はひたすらこの世の幸を追い求めるもの。その奔放な想像力にかかれば神様仏様といえどもこの通り、親しみ深く荒削り、すこぶるかわいらしく、ときには世にも怖ろしい姿となる。アニミズム的感性に裏打ちされた力強く鮮烈な表現は、正統的な宗教美術とは一線を画す、異次元の美の宇宙を形づくっている。妖怪となった器物=付喪神の饗宴、白隠や仙〓(がい)の不羈奔放な禅画、大らかな性器崇拝と春画との関わり、そして北斎の劇画の如き仏画と異形の滝…。「奇想」の発見で日本美術史を塗り替えた眼の革命家が、宗教美術のもう一つの水脈に分け入り、その核心に迫る。[目次]1 日本美術に流れるアニミズム2 変容する神仏たち―近世宗教美術の世界謎多い遊行僧円空にひかれて木喰と東北・上越野に生きた僧―風外慧薫の生涯と作品近世禅僧の絵画―白隠・仙〓(がい)白隠“半身達磨像”(永明寺本)3 浮世絵春画と性器崇拝北斎の信仰と絵北斎晩年の“ふしぎな世界”4 天龍道人源道の仏画$$白隠の禅画、空海の仏像から北斎の浮世絵まで。『奇想の系譜』など、日本美術史の傍流に光をあててきた大家が知
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内容情報
[BOOKデータベースより]
シーザー、ジャンヌ・ダルク、マリー・アントワネット、ナポレオンなど、パリを舞台に活躍した人々の史蹟を訪ねるパリ2000年の歴史散歩。シャルリー・エブド襲撃事件、黄色いベスト運動、ノートルダム大聖堂の火災など最近の話題も取材。写真250点収録。
第1章 シーザーからジャンヌ・ダルクまでのパリ第2章 二人の名君が遺したパリのモニュメント第3章 ルイ一四世の時代とその後継者第4章 マリー・アントワネットとフランス革命第5章 ナポレオンとパリの不思議な関係第6章 傍流
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幕末、維新に翻弄された高須松平家の四兄弟。彼らと関わったり、寵愛を受けながら、激動の時代を生き抜いた女性たちを描いた作品集。徳川慶勝、一橋茂栄、松平容保、松平定敬――徳川の傍流に生まれて幕末、維新に翻弄された悲運の高須松平家・四兄弟。<br>彼らの近くにいて、激動の時代に「生きる選択」をした女性たちを描いた物語。<br><br>新田次郎文学賞、本屋が選ぶ時代小説大賞をW受賞した『葵の残葉』に連なる作品です。<br>奥山景布子 著
文藝春秋
2022年10月
アオイ ノ シズク
オクヤマ キヨウコ
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種別:CD サントラ国内TV 発売日:2012/09/26 販売元:スペースシャワーネットワーク 登録日:2012/08/07 村松崇継(音楽) ムラマツタカツグ マケテ カツ センゴヲツクッタオトコ ヨシダシゲル オリジナルサウンドトラック 内容:「負けて、勝つ」メインテーマ/命を持って夢を見る/帰りなんとて家もなく/GHQ/家畜上等!/残された者/傍流/名残の雪/小りん/犠牲/守るべきもの/Purge/メイズ/終わらない戦争/デモクラシー 解説:NHK総合テレビで2012年9月8日より放送の土曜ドラマスペシャル『負けて、勝つ 〜戦後を創った男・吉田茂』のオリジナル・サウンドトラック。数多くのドラマ音楽を手がける村松崇継が担当。 (C)RS
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発売日:2023年11月 / ジャンル:文芸 / フォーマット:文庫 / 出版社:小学館 / 発売国:日本 / ISBN:9784094073089 / アーティストキーワード:金子ユミ
内容詳細:全国を回り旅芝居を続ける傍流歌舞伎一座「花房座」。座頭の長女である百多は亡き母に代わり裏方の仕事を一手に担い花房座を陰から支えていた。百多の頑張りもあり、一座の評判は上々。ついに東京の大きな芝居小屋での興行が決まった。しかしそんな中、人気の若女形である弟の千多が失踪してしまう。千多なしで次の興行は成り立たない。急遽、百多が弟に化け舞台に立つことになるが、運悪く衣裳屋の職人・暁に正体が露見してしまい―。女形の「女」と針子の「男」。一座の危機を救うため、秘密を共有した百多は暁が大舞台に挑む。明治歌舞伎青春譚、ここに開幕!
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司馬遼太郎の時代 歴史と大衆教養主義 中公新書 / 福間良明 〔新書〕
価格:¥990(税込)
発売日:2022年10月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:新書 / 出版社:中央公論新社 / 発売国:日本 / ISBN:9784121027207 / アーティストキーワード:福間良明
内容詳細:『竜馬がゆく』『坂の上の雲』など、売上げが累計1億冊を超える大ベストセラー作家司馬遼太郎(1923〜96)。日本史を主たるテーマに、人物を個性豊かに、現代への教訓を込めて記した作品は、多くの読者を獲得。「司馬史観」と呼ばれる歴史の見方は論争ともなった。本書は、司馬の生涯を辿り、作品を紹介しつつ、その歴史小説の本質、多くの人を魅了した理由を20世紀の時代とともに描く。国民作家の入門書でもある。目次:序章 国民作家と傍流の昭和史/ 第1章 傍系の学歴と戦争体験―昭和戦前・戦中期/ 第2章 新・・・
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『忘れられた日本人』で知られる民俗学者・宮本常一とは何者だったのか。その民俗学の底流にある「思想」とは 「大きな歴史」から零れ落ちる「庶民の歴史」。日本列島のすみずみまで歩き、聞き集めた小さな歴史の束から、世間や民主主義、多様な価値、さらには「日本」という国のかたちをも問いなおす。傍流として、主流が見落としてきた無名の人びとの「語りの力」を信じて――。 【本書のおもな内容】 ●「庶民」が主役の歴史を構想 ●盲目の「乞食」の自分語りに見出した意味 ●村をよくするために尽くした「世間師」 ●釣り糸を変えると豊かになる ●「寄り合い民主主義」の可能性 ●日常生活に潜む「深い心のかげり」に着目 ●「ふるさと」を起点として広い世界を見る ●旅に学ぶ――父の10ヵ条 ●男性による女性支配の「東西での違い」 ●人が人を信じることで人間全体が幸福になる 「宮本の民俗学は、私たちの生活が『大きな歴史』に絡めとられようとしている現在、見直されるべき重要な仕事だと私は考える。これほど生活に密着し、生活の変遷を追った仕事は、日本の近現代でほかにはみられないからだ。宮本は庶民の歴史を探求するなかで、村落共
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遊牧民の生活様式そのものを凝視し、遊牧文化の起源と、その生態の隠れた体系性を明らかにする。人類は定住する以前には移動しながら生きてきた。その長い営みの中から遊牧という文化は生まれてきた。にもかかわらず、人類の歴史において遊牧文化はどこか傍流として位置付けられてきた。遊牧民の生活様式そのものを凝視する著者の研究は、遊牧の起源と、その生態の隠れた体系性を明らかにし、人類史的な意味を考察する。<br>松原 正毅 著
岩波書店
2021年08月
ユウボク ノ ジンルイシ
マツバラ マサタケ
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熱狂のお好み焼 お好み焼ラバーのための新教科書 / シャオヘイ 〔本〕
価格:¥1100(税込)
発売日:2019年06月 / ジャンル:実用・ホビー / フォーマット:本 / 出版社:ザメディアジョン / 発売国:日本 / ISBN:9784862506306 / アーティストキーワード:シャオヘイ
内容詳細:広島快食案内から16年ぶりの上梓。広島のお好み焼の歴史、真のルーツをひもとく…目次:お好み焼のルーツは東京市/ 井畝満夫さんと一銭洋食のつながり/ 焼きそばスタイルという傍流/ 安芸と備後はお好み焼文化も違う/ なぜお好み焼が広島名物になったのか/ お好み焼地位向上のために/ 名店たちの系譜/ さまざまなオプションとその歴史/ お好みソースの深淵/ お好み焼は高いか、安いか?/ お好み焼き丼と朝オコを巡る冒険/ キャベツ山脈と焼きそば・焼きうどん
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緑鮮やかな深むし茶です。自然のままの味をお楽しみいただけますように、軽めの仕上加工をし特徴ある焙煎をしております。さわやかな濃厚さをお楽しみください。 知覧における茶の栽培の起源としては、鎌倉時代に平家の落人が北部山間地の手蓑にて茶栽培を始めたという伝承があり、これを記念した碑が町内の手蓑峠につくられているが、本格的な栽培は、明治元年に島津氏の傍流でこの地を治めていた、佐多島津氏から払い下げられた山野を、明治5年に村民が開墾したのが始まりである。その後設立された茶業組合を中心に、技術者の招聘や宇治茶の製法習得、緑茶製造所の設置が進められ、上述の好条件もあって生産拡大が進んだ歴史があります。
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旅行会社の営業から阪神タイガースへ。メーカーの経理から広島カープへ。傍流の者たちが低迷、赤貧に喘ぐ球団の再建に身を投じ、どん底の組織をひっくり返す。野球は素人でありながらも、情熱を頼りに理想の球団の夢を追い求める苦闘の日々。サラリーマン人生を賭けた異端者の献身を、同志だった元巨人球団代表が描く実話。
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