甥の伊達政宗との確執から、天下分け目の戦における上杉軍との死闘まで、名藩主として君臨した最上義光の実像に迫る、著者渾身の歴史巨篇!<br /><br />ようやく父・義守との諍いに終止符を打った最上義光だったが、妹の義姫の嫁ぎ先である伊達氏との峻烈な抗争が始まった。甥の伊達政宗との確執から、東軍側につき、上杉軍と激闘を繰り広げた一六〇〇年九月の天下分け目の戦いまでを克明に描き、義光が追求した「さむらい道」の真髄に迫る歴史巨篇。〈解説〉清原康正<br>高橋 義夫 著
中央公論新社
2020年02月
サムライミチ ゲ モガミ ヨシアキ モウ ヒトツ ノ セキガハラ サムライ
タカハシ ヨシオ
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有名な合戦を深掘りする「戦百景」シリーズ。第3弾は、いよいよ日本最大の合戦「関ヶ原の戦い」。東軍、西軍各将の裏の裏を暴く!慶長3年(1598年)、死の床にあった豊臣秀吉から側に侍る石田三成に密命が下る。なんとしても家康を殺せと。秀吉は間もなく逝去し、9ヵ月が経過する。福島正則ら秀吉子飼いの七将が三成を襲撃し、逃げ込んだ先の家康邸を囲む。だが家康の仲裁によって仕留めそこなう。慶長5年(1600年)、上杉征伐が始まる。領国・敦賀から会津へと向かう大谷吉継を三成が足止めし、壮大な対家康作戦を披瀝する。吉継は三成に傾く。対して、家康から黒田長政への密命も下される。それは豊臣恩顧の武将を束ねて味方につけろというもの。長政は、豊臣恩顧筆頭とも言える福島正則の籠絡を試みる。下野国小山での評定の前日だった。さらに、宇喜多秀家、井伊直政、島左近、小早川秀秋、島津義弘と、点は繋がって線となり、家康が待ち構える関ヶ原の戦場へと向かっていく……。<br><br>矢野 隆
講談社
2022年02月
イクサヒヤツケイ セキガハラ ノ タタカイ
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