発売日:2019年10月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:本 / 出版社:ぺりかん社 / 発売国:日本 / ISBN:9784831515407 / アーティストキーワード:昆野伸幸
内容詳細:神代の神勅/国民の主体的忠義、日本ファシズム/総力戦体制、伝統(非合理)/近代(合理)。これらの対立が深刻になった昭和十年代の国体論に注目し、明治以後に発展した近代的学知の影響を受けた“皇国史観”という分析概念を視座として、大川周明・平泉澄らの思想形成と著作を詳細に検討し、現代社会に底流する排外的な歴史認識の源泉を解明する。目次:序論 国体論研究の視角/ 第1部 国体論の胎動(大川周明『列聖伝』考/ 平泉史学と人類学 ほか)/ 第2部 国体論の対立(平泉澄の「日本人」観/ 大川周明の日本歴史観 ほ・・・
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ネット右翼とは何か 青弓社ライブラリー / 樋口直人 〔全集・双書〕
価格:¥1760(税込)
発売日:2019年05月 / ジャンル:社会・政治 / フォーマット:全集・双書 / 出版社:青弓社 / 発売国:日本 / ISBN:9784787234544 / アーティストキーワード:樋口直人
内容詳細:誤ったネット右翼像を刷新する―。八万人規模の世論調査、「Facebook」の投稿、botの仕組みなどを実証的に分析して、愛国的・排外的な思考をもち差別的な言説を流布させるネット右翼の実態をあぶり出す。目次:第1章 ネット右翼とは誰か―ネット右翼の規定要因/ 第2章 ネット右翼活動家の「リアル」な支持基盤―誰がなぜ桜井誠に投票したのか/ 第3章 ネット右翼の生活世界/ 第4章 ネット右翼と参加型文化―情報に対する態度とメディア・リテラシーの右旋回/ 第5章 ネット右翼と政治―二〇一四年総選挙でのコンピ・・・
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下巻では、「民主制」が元来、「野蛮」で「排外的」なものであることが明らかにされ、「家族」から主要国の現状とありうる未来が分析される。「核家族」―高学歴エリートの「左派」が「体制順応派」となり、先進国の社会は分断されているが、英国のEU離脱、米国のトランプ政権誕生のように、「民主主義」の失地回復は、学歴社会から取り残された「右派」において生じている。「共同体家族」―西側諸国は自らの利害から中国経済を過大評価し、ロシア経済を過小評価しているが、人類学的に見れば、少子高齢化が急速に進む中国の未来は暗く、ロシアの未来は明るい。「直系家族」―「経済」を優先して「人口」を犠牲にしている日本とドイツ。東欧から人口を吸収し、国力増強を図るドイツに対し、少子化を放置して移民も拒む日本は、国力の維持を諦め、世界から引きこもろうとしている。
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発売日:2013年10月 / ジャンル:文芸 / フォーマット:本 / 出版社:晶文社 / 発売国:日本 / ISBN:9784794968111 / アーティストキーワード:内田樹 ウチダタツル
内容詳細:行き過ぎた市場原理主義、国民を過酷な競争に駆り立てるグローバル化の波、排外的なナショナリストたちの跋扈、改憲派の危険な動き…未曾有の国難に対し、わたしたちはどう処すべきなのか?日本が直面する危機に、誰も言えなかった天下の暴論でお答えします。真に日本の未来を憂うウチダ先生が説く、国を揺るがす危機への備え方。目次:第1章 脱グローバル宣言、あるいは国民国家擁護のために(壊れゆく国民国家/ 自民党改憲案に伏流するもの ほか)/ 第2章 贈与経済への回帰(市場からの撤収/ 経済成長の終わりと贈与経済の始まり・・・
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行き過ぎた市場原理主義、国民を過酷な競争に駆り立てるグローバル化の波、排外的なナショナリストたちの跋扈、改憲派の危険な動き...未曾有の国難に対し、わたしたちはどう処すべきなのか?日本が直面する危機に、誰も言えなかった天下の暴論でお答えします。真に日本の未来を憂うウチダ先生が説く、国を揺るがす危機への備え方。
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いまも日韓では、排外的ナショナリズムがぶつかり合い、歴史認識の断裂が埋められないのはなぜだろうか。一九九〇年に刊行された本書は、この現在の問いへの過去からの回答である。民衆の歴史的主体性を信じ、日本と朝鮮半島が共有しうる歴史を求めつづけた歴史家が人びとに語り遺した朝鮮史像。
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明治維新後、近代国家建設に邁進し西洋文明を急速に吸収する一方で、日本人の自己像は揺らいでいた。それは「欧化か国粋か」の激論を巻き起こし、徳富蘇峰ら民友社と、志賀重昂や三宅雪嶺ら政教社による熱弁は世論を二分した。しかしこの真摯な激論はやがて、独善的で排外的な国家主義の台頭に飲まれてしまう――。明治新世代の苦悩に、現代の我々は何を読みとるだろうか。不朽の名著、待望の復刊。
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我々はどこから来て、今どこにいるのか? 下 民主主義の野蛮な起源 / エマニュエル・トッド 〔本〕
価格:¥2420(税込)
発売日:2022年10月 / ジャンル:文芸 / フォーマット:本 / 出版社:文藝春秋 / 発売国:日本 / ISBN:9784163916125 / アーティストキーワード:エマニュエル・トッド
内容詳細:下巻では、「民主制」が元来、「野蛮」で「排外的」なものであることが明らかにされ、「家族」から主要国の現状とありうる未来が分析される。「核家族」―高学歴エリートの「左派」が「体制順応派」となり、先進国の社会は分断されているが、英国のEU離脱、米国のトランプ政権誕生のように、「民主主義」の失地回復は、学歴社会から取り残された「右派」において生じている。「共同体家族」―西側諸国は自らの利害から中国経済を過大評価し、ロシア経済を過小評価しているが、人類学的に見れば、少子高齢化が急速に進む中国の未・・・
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アメリカ、欧州で排外的な政治勢力が台頭する中、ロシア、中国の影響力が日増しに拡大している。米ソ対立の冷戦終結から四半世紀経ち、世界各地に複数の覇権の競合関係が生まれている。はたして、その狭間で日本が生き残るためには何が必要なのか?その鍵は日・台・韓の連帯にあり。アメリカとの一方的な従属関係を見直し、中国、ロシアなど、スーパーパワー間にある中小民主主義国家同士の協力関係の構築はいかにして可能か。世界史レベルの地殻変動と戦後の平和国家的な国のあり方を蹂躙する近年の日本の政策を目の前に、リベラルの重鎮ふたりがその理路を提示する。
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ナショナリズムを陶冶する ドイツから日本への問い 朝日選書 / 藤田直央 〔全集・双書〕
価格:¥1650(税込)
発売日:2021年02月 / ジャンル:社会・政治 / フォーマット:全集・双書 / 出版社:朝日新聞出版 / 発売国:日本 / ISBN:9784022631053 / アーティストキーワード:藤田直央
内容詳細:ナショナリズムとは何か。国民が「わが国」をつくる主人公となった近代以降の国民国家において、「国民がまとまろうとする気持ちや動き」であると著者は考える。理念なき愛国心を叫ぶ指導者が闊歩するなか、日本人は自らの写し絵であるナショナリズムをいかに導くべきか。日本と似た近現代史を歩んだドイツに赴き、ナショナリズムが生んだ巨大な闇としてのナチズムに戦後どう向き合い、教訓を継承し続けてきたのかを取材。再統一から30年を経た今も東西に残る意識の違い、排外的な新興右翼の台頭など、今のドイツが抱える・・・
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ふたたび戦争に向かうのか。92歳、碩学の鋭い見通し。戦前、戦争にみちびいた言論の制限と沈黙のらせん、閉鎖的同調社会の成立と排外的国家主義。その変化を生みだす素地を、今日の愛国心教育や特定秘密保護法、集団的自衛権容認等に見定め、それらの危険性や今後の展望を体験的に語る。
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人びとの価値観と行動は何によってかたちづくられるのか。100か国・40年におよぶ調査に基づき展開される、進化論的近代化論!人びとの価値観と行動は何によってかたちづくられるのか。100か国・40年におよぶ調査に基づき展開される、進化論的近代化論!<br><br>生存への安心感の高まりが戦後の世界の発展を支えてきた。いま排外的な権威主義的ポピュリストが支持されるのは、不平等の拡大による生存への安心感の低下が原因である。世界価値観調査をリードしてきた政治/社会心理学の泰斗が不平等、宗教的原理主義、ポピュリズム、人工知能etcに揺れ動く世界のこれまでとこれからを読み解く。<br>R.イングルハート
勁草書房
2019年06月
ブンカテキ シンカロン ヒトビト ノ カチカン ト コウドウ ガ セカイ
イングルハ−ト ロナルド R
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ホモ・サピエンス誕生からトランプ登場までの全人類史を「家族」という視点から書き換える革命の書! 人類は、「産業革命」よりも「新石器革命」に匹敵する「人類学的な革命」の時代を生きている。「通常の人類学」は、「途上国」を対象とするが、「トッド人類学」は「先進国」を対象としている。世界史の趨勢を決定づけているのは、米国、欧州、日本という「トリアード(三極)」であり、「現在の世界的危機」と「我々の生きづらさ」の正体は、政治学、経済学ではなく、人類学によってこそ捉えられるからだ。 下巻では、「民主制」が元来、「野蛮」で「排外的」なものであることが明らかにされ、「家族」から主要国の現状とありうる未来が分析される。 「核家族」――高学歴エリートの「左派」が「体制順応派」となり、先進国の社会は分断されているが、英国のEU離脱、米国のトランプ政権誕生のように、「民主主義」の失地回復は、学歴社会から取り残された「右派」において生じている。 「共同体家族」――西側諸国は自らの利害から中国経済を過大評価し、ロシア経済を過小評価しているが、人口学的に見れば、少子高齢化が急速に進む中国の未来は暗く、ロシアの未来は
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ふたたびの“戦前” 軍隊体験者の反省とこれから / 石田雄 〔本〕
価格:¥1760(税込)
発売日:2015年03月 / ジャンル:社会・政治 / フォーマット:本 / 出版社:青灯社 / 発売国:日本 / ISBN:9784862280787 / アーティストキーワード:石田雄
内容詳細:ふたたび戦争に向かうのか。92歳、碩学の鋭い見通し。戦前、戦争にみちびいた言論の制限と沈黙のらせん、閉鎖的同調社会の成立と排外的国家主義。その変化を生みだす素地を、今日の愛国心教育や特定秘密保護法、集団的自衛権容認等に見定め、それらの危険性や今後の展望を体験的に語る。目次:第1章 愛国少年へのゆるやかな歩み/ 第2章 戦争に向かう空気の危うさ―今日の視点から見る軍国化の要因/ 第3章 軍国青年の誕生と軍隊体験/ 第4章 戦後の「短い春」から集団的自衛権容認まで―戦後研究者としての反省/ 第5章 また戦争に向か・・・
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欧州の排外主義とナショナリズム 調査から見る世論の本質 / 中井遼 〔本〕
価格:¥3080(税込)
発売日:2021年03月 / ジャンル:社会・政治 / フォーマット:本 / 出版社:新泉社 / 発売国:日本 / ISBN:9784787721020 / アーティストキーワード:中井遼
内容詳細:格差・貧困への人々の怒りが右傾化を生むのか?反EU、反移民、反イスラム…というヨーロッパに広がる負の感情の源泉は何か。一般的な調査からは見えてこない人々の本音をさぐる。目次:第1章 ヨーロッパの排外的ナショナリズムをデータで見る/ 第2章 誰が排外的な政党を支持するのか/ 第3章 誰が文化的観点から移民を忌避するのか/ 第4章 欧州各国の違いを分析する―3パターンの排外的ナショナリズム/ 第5章 右翼支持者が好む反移民という建前―フランス国民戦線支持者のサーベイ実験/ 第6章 ナショナリストが煽る市民の排外感情・・・
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発売日:2018年01月 / ジャンル:文芸 / フォーマット:本 / 出版社:文理閣 / 発売国:日本 / ISBN:9784892598173 / アーティストキーワード:水川隆夫
内容詳細:目次:1 漱石と明治日本の出発(維新の志士と明治の元勲と/ 西郷隆盛と「正成論」 ほか)/ 2 漱石と日露戦中・戦後(『吾輩は猫である』と警視庁の探偵/ 『吾輩は猫である』と実業家の探偵 ほか)/ 3 漱石と明治の終焉(明治天皇の死と漱石/ 『こゝろ』―「明治の精神」と先生没後の私 ほか)/ 4 日本近代文学と明治―小説四篇を通して(泉鏡花「海城発電」―排外的ナショナリズムの野蛮/ 川上眉山『大村少尉』―日清戦争の悲劇 ほか)
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アジア辺境論 これが日本の生きる道 集英社新書 / 内田樹 ウチダタツル 〔新書〕
価格:¥814(税込)
発売日:2017年08月 / ジャンル:社会・政治 / フォーマット:新書 / 出版社:集英社 / 発売国:日本 / ISBN:9784087208931 / アーティストキーワード:内田樹 ウチダタツル
内容詳細:アメリカ、欧州で排外的な政治勢力が台頭する中、ロシア、中国の影響力が日増しに拡大している。米ソ対立の冷戦終結から四半世紀経ち、世界各地に複数の覇権の競合関係が生まれている。はたして、その狭間で日本が生き残るためには何が必要なのか?その鍵は日・台・韓の連帯にあり。アメリカとの一方的な従属関係を見直し、中国、ロシアなど、スーパーパワー間にある中小民主主義国家同士の協力関係の構築はいかにして可能か。世界史レベルの地殻変動と戦後の平和国家的な国のあり方を蹂躙する近年の日本の政策を目の前に、リ・・・
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排外主義克服のための朝鮮史 平凡社ライブラリー / 梶村秀樹 〔全集・双書〕
価格:¥1540(税込)
発売日:2014年12月 / ジャンル:哲学・歴史・宗教 / フォーマット:全集・双書 / 出版社:平凡社 / 発売国:日本 / ISBN:9784582768237 / アーティストキーワード:梶村秀樹
内容詳細:いまも日韓では、排外的ナショナリズムがぶつかり合い、歴史認識の断裂が埋められないのはなぜだろうか。一九九〇年に刊行された本書は、この現在の問いへの過去からの回答である。民衆の歴史的主体性を信じ、日本と朝鮮半島が共有しうる歴史を求めつづけた歴史家が人びとに語り遺した朝鮮史像。目次:1 排外主義克服のための朝鮮史(1971年)(なぜ朝鮮史を学ぶのか/ 朝鮮侵略の理論と思想/ 戦後民主主義のもとでの朝鮮観/ 朝鮮史の内在的発展/ 若干の補足と論争の深化のために)/ 2 朝鮮民族解放闘争史と国際共産主義・・・
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リベラルじゃダメですか? 祥伝社新書 / 香山リカ 〔新書〕
価格:¥858(税込)
発売日:2014年08月 / ジャンル:社会・政治 / フォーマット:新書 / 出版社:祥伝社 / 発売国:日本 / ISBN:9784396113759 / アーティストキーワード:香山リカ
内容詳細:昨今、ネット上では中国・韓国を批判する書き込みが目立ち、排外的なヘイトスピーチも問題となった。加えて安倍政権による集団的自衛権の行使容認が決まり、一連の動きを日本の「右傾化」と見る向きは多い。その背景には、単に「保守派」「タカ派」の影響力が増しているだけでなく、リベラル派の衰退がある。彼らの影が薄くなった要因は、他ならぬリベラル派自身にあるのではないだろうか。端的に言えば、リベラル派は「嫌われている」のだ。「自由・平等・公平」の実現を目指すリベラル派が、なぜ支持を集めることができないのか。リベ・・・
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日本とは何か。日本の独自性とは何なのか―。古代以来、日本人は“日本文化論”を繰り返してきた。神国思想、中国へのアンビバレントな意識、遠きインドへの憧憬。空想と現実、劣等感と優越感、自国肯定と排外意識のあいだで“日本的なるもの”をめぐるイメージは揺れつづける。吉備真備の入唐説話から、天竺を目指しテ死んだ高丘親王、空海いろは歌作者説、やまとだましひと肉食忌避まで。圧巻のスケールで描く「日本の自画像」千年史。
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