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商品説明 ちくま文庫 かー67ー2 アンナ カヴァン 筑摩書房アサイラムピース アンナ カヴァン 発行年月:2019年07月09日 予約締切日:2019年07月08日 ページ数:240p サイズ:文庫 ISBN:9784480436030 カヴァン,アンナ(Kavan,Anna) イギリスの作家。1901年、フランスのカンヌ生まれ。ヘレン・ファーガソン名義で長篇数作を発表後、『アサイラム・ピース』(’40)からアンナ・カヴァンと改名。不安定な精神状態を抱え、ヘロインを常用しながら、不穏な緊迫感に満ちた先鋭的作品を書き続ける。世界の終末を描いた傑作『氷』(’67)で注目を集めたが、翌68年に死去 山田和子(ヤマダカズコ) 1951年生まれ。翻訳家・編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 母斑/上の世界へ/敵/変容する家/鳥/不満の表明/いまひとつの失敗/召喚/夜に/不愉快な警告/頭の中の機械/アサイラム・ピース/終わりはもうそこに/終わりはない 城の地下牢に囚われた女、名前も顔も知らないがこの世界のどこかに存在する絶対の敵、いつ終わるとも知れぬ裁判、頭の中の機械、精神療養所のテラスで人形劇じみた場面を演じる人々…。自身の入院体験にもとづく表題作をはじめ、出口なしの閉塞感と絶対の孤独、謎と不条理に満ちた世界を先鋭的なスタイルで描き、作家アンナ・カヴァンの誕生を告げた最初の傑作。 本 小説・エッセイ 外国の小説 文庫 小説・エッセイ
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